枝垂れ梅の奉納
平成31年、新元号を迎える記念植樹として、
若狭野天満神社の宮総代会(宮総代一同及び神職)において、梅の木を奉納しました。
大きな枝垂れ梅(しだれうめ)の木です。(重量は500kgもあります)
平成31年 2月、
遠路はるばる、九州 福岡県の朝倉市からやって来ました。
この地で、末永く、
九州から関門海峡を渡り、瀬戸内海沿いに車に揺られてやって来たとのこと。
長い旅で疲れたでしょうけれど、
この神社のこの場所に、しっかりと、元気に、坐してくれました。
ようこそ、若狭野天満神社へ、龍王神社へ。
どうかこの地で、末永く、生きてください。
龍昇梅(りゅうしょうばい)と命名
この枝垂れ梅をひと目見て、
まるで、龍の姿のような梅の木・・
まさに、龍が天に昇っていくような梅の木だなぁ・・ と。
そこで、
龍が昇っていく梅、「龍・昇・梅」(りゅう・しょう・ばい)と命名しました。
新元号が「令和」に
平成31年の5月、新元号が「令和」に決まりました。
その「令和」の出典は、
『万葉集 巻五』 梅花(うめのはな)の歌 三十二首の序文からでした。
「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、
梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」
(しょしゅんのれいげつにして、きよくかぜやわらぎ、
うめはきょうぜんのこをひらき、らんははいごのこうをかおらす)
この歌は、730年の初春に、九州 大宰府の大伴旅人の邸宅にて開かれた
「梅花の宴」にて詠まれたものです。
・・・九州 太宰府といえば、
若狭野天満神社の主祭神である菅原道真公ゆかりの太宰府天満宮がある地(福岡県)です。
しかも、この枝垂れ梅「龍昇梅」は、福岡県からやって来ました。
幾重にも重なる不思議な御縁です。
いや、、
この梅が、この時に、この若狭野天満神社(龍王神社)に来ることは、
ずっと前から、ちゃんと決まっていたんでしょうね。
この龍昇梅は、
見ているだけで、不思議な力がもらえるんです。
渦巻きながら天へと上がっていく、強い気(木)の流れ、脈流(脈龍)を感じませんか。
〜 いま、この写真をご覧になっているあなたへ 〜
この木から発せられる“気”を、感じ取ってください。
龍神さんの神気が、
あなたの頭上から輝きながら降り注ぎ、光の脈となって流れ込んできます。